年輪Nenrin Atlas
異なる気候環境に置かれた盆栽
生態 · 生きている図鑑

小さな樹が、すべて室内樹とは限らない。

樹種、気候、根の空間、道具は一つの系として働きます。この図鑑は、樹が本当に必要とする条件と、単なる習慣を分けて考えます。

01 / 気候と樹種

十二の樹。
十二の気候。

「室内盆栽」は植物学上の分類ではありません。冬の休眠が必要か、霜に耐えられるか、一年中暖かさを必要とするかが重要です。

02 / 根の空間と手仕事

樹だけで、盆栽は成り立たない。

鉢、用土、道具の選択は、酸素、水分、温度、そして手入れに対する樹の反応を変えます。

用土
空気と水を設計する。

よい配合は、構造の安定性と、その場所の気候、鉢の深さ、水やりの頻度に必要な保水性を両立します。

  • 赤玉土は水分を緩やかに保持する
  • 軽石は空気と水の通り道をつくる
  • 溶岩粒は排水性と構造を保つ
道具
少なく、鋭く、意図をもって。

よく切れる鋏と適切な又枝切があれば、用途の曖昧な道具を増やす必要はありません。

  • 剪定鋏で針金を切らない
  • 病気が疑われる樹の間では刃を消毒する
  • 切る意味を理解してから道具を選ぶ
年輪 · 知識から適期へ

樹種が「何を」を示し、
温度が「いつ」を示す。

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